クラシックコンサート

すごく久しぶりにクラシックのコンサートに行ってきた。たぶん10年以上行ってなかったんじゃないだろうか。家でもたまにしか聴かないので、自分から行こうと思うことはなかなか無いのだが、たまたま付き合いで行くことになった。
コンサートそのものは、クラシックの有名で分かりやすい曲と映画音楽を集めた、わりと気軽な感じのものだったのだが、それでも始まるまでは眠くなったらどうしようかと心配していた。ところが、始まってみるとすぐに何故か涙が出そうになって、自分でもびっくりした。バカなことを言うようだが、50人ぐらいいる楽団が乱れることなく音楽を紡ぎ出していることが、なんだか奇跡か魔法のように感じられたのだ。結局、2時間はあっという間に過ぎて行った。
コンサートの魅力は、家でCDを聴くだけでは味わえない、目の前で音楽を作っているという緊張感と一体感にあって、特にクラシックではそれが重要な要素なのだと思った。