理想無き現実主義はただの怠惰にしか見えない。

みんな誠実だの現実主義だのと言い訳せずに「私は財政のために他人を見殺しにする」とはっきり言えば良いのに。その重荷を引き受けずに苦渋の選択を支持するオレってカッコいいみたいな顔をされても困る。本当に「仕方ない」と言えるだけの事をしたのかと。
あと、「きれいごとばかり言わずに現状を踏まえて」などとそれこそ「きれいごと」を言いながら「改革」を口にするのを見てると何の冗談かと思う。具体的な理想像も無しに現状で出来そうな事を並べて「改革」だなんて、一歩目からして既に負けている。