寝起き対策

そこで、目覚ましを金庫に入れて、なおかつ鍵を遠い場所に置き、さらに金庫をガムテープでぐるぐる巻きにした。こうしておくと、朝、じゃんじゃんと鳴る目覚まし時計を止めようと四苦八苦することになり(電子音だと起きないので、旧式のベルだった)、そうこうしているうちにはたと「そういえば起きるのであった」と気がついてやおら覚醒というなかなか複雑なことを高校生ながら考えたものである。でも慣れるとだめなんだよな。自動的に止めてしまう。

2008-09-26 - kom’s log

やっぱり同じ苦労を持つ人間は似たようなことを考えるんだなあ。私は中学時代、目覚まし時計のボタンやつまみや電池の蓋などをすべてテープで固定したものを箱に入れて紐で縛ったりしていたが、それでも無意識に外して止めていた。そこまで来ると、止めたい時に止められないとか、そもそも他の家族にとってうるさすぎるとかの問題が出てきて、結局親に食卓まで引き摺られる*1のが常だった。
今はさすがにそこまで酷くはないが、それでも大音量のラジオと、中途半端な高さにぶら下げた携帯電話のアラームを併用している。
ついでに。一人暮らしや出先の人を電話で起こすというのはありがちだが、一度や二度会話したぐらいで安心してはいけない。慣れればすぐに、無意識でも違和感を感じさせない程度に長く会話できるようになる。というか、会話したはずなのに憶えていないというのは結構な恐怖なので、会話することによって起こそうとするのはできればやめてください。「出たらすぐ切る」を機械的に繰り返すほうが効果的だし、人間関係を傷つけずに済みます。*2
いや、まあだったら自力で起きろっつー話ですけどね。

*1:本当に文字通り引き摺られていた。

*2:無意識なので何を言うか分からないし、そのことを後で問われても責任が負えない。下手をすると喧嘩になる。